コラム

創立30周年を迎えて -さくら法律事務所命名の由来-

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さくら法律事務所は1990年10月に弁護士畑良武と弁護士島武男の両事務所が合同して創立し、今年30周年を迎えます。当初アソシエイト3名を含む弁護士5人でスタートしましたが、徐々に事務所規模を拡大し、現在は弁護士数が創立当初の倍以上となりました。

当事務所は、創立30周年を迎えて、いま一度事務所理念を思い起こし、今後も常に改善・改革を図り、人材の発掘と育成に努め、依頼者のニーズを充足する法的サービスを提供できる事務所にしていく決意を固めております。

さて、創立当時は、ほとんどの弁護士事務所が弁護士の名前か地名を事務所名としており、「さくら」などという花の名前を名称とする事務所は皆無でした。

そのような状況下で、なぜ「さくら」という花の名前を事務所名としたのでしょうか。畑、島両弁護士は、事務所理念(ホームページの事務所案内をご覧ください)に相応しい事務所名としたいと考え、あれこれ思案していたところ、「さくら」は、開花のみならず、散って行く儚さや潔さから、日本人の大多数から愛されており、平仮名とすることにより、穏やかで親しみがわく事務所名となるのではないか、という結論に至ったとのことです。

畑弁護士は、さくら法律事務所命名の由来を尋ねられると、【「さくら」は、咲くも良し散るも良し、多くの虫が付くのはなお良い】と常々語っています。

因みに、その後1992年4月1日に太陽神戸三井銀行が「さくら」銀行に商号変更しましたが、当時、堅いイメージの銀行が花の名前を商号としたということで、世間から多くの注目を集めました。

ところで、さくら法律事務所創立後、「さくら」という名称を事務所名に使用する弁護士事務所が全国各地に多数現れましたが、当事務所は、ホームページ上部の青字の「さくら法律事務所」というサービスマーク(役務商標)について、1992年に商標出願し、1996年に商標登録されています。また、その左側の青色のロゴマークは創立後すぐに制作したもので、上記サービスマークとともに所属弁護士の名刺、封筒、便箋等に使用しています。